筋肉痛がきついという悩み


私が初めて客室清掃の仕事に就いたのは40代後半で、それ以前は転職を繰り返していましたが、ずっと事務職だったので、体力を必要とする仕事ではありませんでした。
ですから、体力に自信はあったものの、運動不足だったのでしょうか、客室清掃を始めたら、もう初日から筋肉痛で歩くのもやっと(ちょっとオーバーでしょうか)の日々が続きました。
もちろん筋肉痛でも仕事に行かなくてはいけませんから、痛みをこらえて出勤し、痛みをこらえて客室清掃を続けることになりました。

同時期に客室清掃を始めた方たちも、もちろん筋肉痛だと口々に言ってはいましたが、私のようにその筋肉痛が長く続く人はいませんでした。1週間〜10日もすると同期の方たちはほとんど筋肉痛がおさまっていたようです。

一方、私は1週間どころか10日過ぎても2週間過ぎても、筋肉痛が和らぐことがありませんでした。
でも、清掃をしている間はあまり痛みを感じることはありませんでした。清掃に集中している間は痛みを忘れることが出来たのでしょう。

しかし、その日の清掃が終わると、たちまち痛みを感じるようになり、帰りによく皆でコーヒーショップに行っていて、そのコーヒーショップの2階席でお茶をするのが日課になっていたのですが、2階に上がるのさえ、大変つらくて、よく皆から、なんでそんなに痛いの?と言われていました。

自分でも、どうしてかわかりませんでした。自分より体力の無さそうな人でもとっくに筋肉痛が治っているというのにどうして自分だけこんなに痛いんだろう?とその時は結構悩みました。
客室清掃は自分には向いていないのかもしれないとさえ思うようになってしまいました。

その後、上司から言われたことで納得がいきました。
今まで、事務職など座って仕事をずっとしていた人がいきなり客室清掃の仕事を始めると、筋肉痛や体の疲労が強くて、慣れるまでにかなり時間がかかるという事でした。1ヶ月はかかるでしょうという事でした。

その通りに、1ヶ月後にはかなり筋肉痛が和らいで、仕事がし易くなりました。この1ヶ月間は、この客室清掃という仕事の大変さを身をもって実感した時期でした。

客室清掃を始める前にどんな仕事をしていたかによって、疲労感や筋肉痛の程度が違ってくるのです。
事務職などの座ってする仕事で体をあまり動かさずに働いてきた方は、1ヶ月くらいは筋肉痛を覚悟したほうが良いかもしれませんね。事務職をしていた方でも、週末にスポーツをしていたり、頻繁に動いていた方は1ヶ月もかからないでしょう。私の場合は、週末には、家事以外は何もしなかったので、大変な思いをしました。

私と同時期に客室清掃を始めた方で、それ以前は書店でバイトをしていた人が居ましたが、書店というのは、けっこう体力の必要な仕事らしく、動き回っていたらしいので、ほとんど筋肉痛にならなかったようでした。最初のたった2〜3日だけで、その後は筋肉痛とは無縁だったようです。

ビジネスホテル客室清掃を始める際は、どんな仕事をしていたかによって筋肉痛や疲労感が全く違うと知りました。
事務職のような座ってする仕事で運動不足のかたは、約一ヶ月間の筋肉痛を覚悟してください。
割と動き回って体力を必要とする仕事に就いていたかたは、長くても10日くらいで筋肉痛とさよならできると思ってよいでしょう。
一日の仕事が終わり、家に帰ったら、ゆっくりお風呂に入って、睡眠を充分に摂って翌日に備えてください。

でも、10日でも1ヶ月でも過ぎてしまえば良いのですから、あまり悩まないように。筋肉痛よりも、その後、客室清掃をやり続けることのほが大切です。