生命保険会社営業・求人広告営業


子供がまだ小さい頃は、熱を出したり、風邪をひいたりして、仕事に行けないこともあります。そういう人をターゲットに人材を募集していたのが、生命保険会社や求人雑誌の営業職でした。

成績さえ上げていれば、子供の事で休むこともできたし、学校行事に積極的に参加するよう会社から言われるほどでした。また、勤務時間も短く、本当に小さい子供がいても働ける職種でした。
でも、その裏には成績を上げていれば・・・という現実がまとわりついてくるのです。当たり前ですね。

生命保険の営業活動をするには、初級試験という生命保険の基礎知識を試す試験に合格していなければなりません。合格して初めて営業活動ができるのです。
私も合格するために、子供を寝かしてから生命保険の初級試験のために勉強しました。そして、成績優秀で合格できました。朝礼でも褒められて、ご満悦になっていました。

しかし、ここまでは順調なのですが、これからが本番なんです。試験に合格するのは当たり前で、営業活動をして成績を上げないと、この仕事をしている意味がないのです。

でも、もともと人に物を勧めたりすることが好きではなかったので、断る人に無理矢理勧めることは、できませんでした。必要ないと言われても、必要あるように様々のテクニックで相手を納得させる力が必要な仕事でした。
しかしそうなる前に、毎日その人の所へ通って人間関係を作り上げてから、営業トークができるのでした。いきなり知らない人に勧められても、生命保険の場合は加入してくれる人などいません。

そういう仕事だと分かっていた様で、実は、全く分かっていなかったのかもしれません。そういう仕事だと理解するようになってから辞めるまでに時間はそうかかりませんでした。

でも、辞める時は、会社の人達の説得の嵐で、なかなか辞めることができませんでしたが、どうしても無理だと分かると、さっさと帰れと言わんばかりの態度に変わり、つまみ出されるように退職しました。

営業職は生命保険の他、求人誌の求人広告を取っ手くる営業も経験しましたが、やはり、同じような感じで、辞めることは、裏切者のような扱いで退職しました。

この2つの営業職のあと、もう二度と営業職に就くのは止めようと心に誓いました。
私の探す「何か」は絶対に営業職ではないと思い知りました。でも、長い目で見ると良い経験になったと思います。