どこにもホテルはあるので、どこでも働ける


最近のビジネスホテルは、客室の装飾を省いて、ますます無機質な部屋になりつつあります。
そして、できるだけ清掃や整備を簡単にするべく、色々な工夫をしています。
たとえば、埃の発生する原因は、布団の綿や羽毛からでるといことで、綿や羽毛の代わりに埃の出にくい長い繊維が入っている布団を採用したり、カーテンやブラインドよりも汚れず清掃が楽なロールアップカーテンを採用したり、埃を溜めないように、装飾品を極力なくしたり、客室の中の物が日焼けをしないように遮光のレースカーテンを普通のカーテンの外側につけたり。

でも、結局色々な工夫をしても、人の手によて清掃されなければ、次の宿泊者に客室を提供することができません。
ですから、客室清掃の仕事は必要不可欠なのです。
シーツを剥いでベッドメイクをしたり、バスルームの綺麗にしたり、トイレを綺麗にしたり、床に掃除機をかけたり。ササっと一部屋を20分で清掃できるのは、やっぱり人なんです。

ですから、客室清掃の仕事は、そうとう優秀なロボットが開発されない限り必要なんです。仮にそんなロボットが開発されたとしても、かなりの経費がかかってしまって元が取れないでしょう。元が取れる頃には、そのロボットが使い物にならなくなるほど消耗してしまうでしょう。まだまだ需要の絶えない仕事です。

それに、日本中いや世界中どこに行ってもホテルがあるので、どこで暮らしていても仕事があるのです。
長く続けてベテランになれば、どこでも働くことができます。ビジネスホテルで客室清掃を長く続けていて、今度はシティホテルに挑戦したい…と、レベルアップを考えてもいいですね。

シティホテルは一部屋を一人で作業するのではないので、ベッドメイクならベッドメイクの、バスルーム清掃ならバスルーム清掃のプロになれるでしょう。ビジネスホテルで時間内に素早く清掃する力を習得し、シティホテルで客室清掃の最高の技術を習得する。そうなったらしめたものです。もうどこのホテルでも通用する一人前の客室清掃のプロです。そこまで辿り着くには、相当の努力と忍耐力とモチベーションを高く持ち続けないといけませんが、そうなりたいと思っている方でしたら、そんなに難しい事ではないと思います。
何事も、向き不向きより前向きの努力が実を結ぶことが多いのです。

でも、そこまでにならなくても、一つのホテルで長く続けていけば、長い間には色々なことに遭遇するわけですから、いつの間にか、何があっても動じない、強い客室清掃員さんになれますね。

志を強く持って頑張りましょう。