宿泊客が異常に汚した部屋に動揺しない。


客室清掃をやってみたいと思った時に、かなりの人がトイレの汚れに抵抗を感じるのではないでしょうか。
自分の家のトイレの汚れだったら平気でしょうが、他人が汚したトイレを掃除するという事は、少なからず抵抗を感じます。しかし、客室清掃という仕事を選んだ以上は、トイレの清掃から逃れることが出来ません。
客室清掃をやると決めたからには、他人が汚したトイレを抵抗感なく清掃できるようにならなくてはいけません。

ほとんどの客室ではそんなに汚れていることはありませんが、時々あきれるほど汚れていることもあります。そんな時でも迷わず清掃を進めなければなりませんから、躊躇しているわけにはいかないのです。
吐きそうになることもあるかもしれません。後から思い出して気持ちが悪くなる人もいるでしょう。でも、ベテランさんになると、全く動じなくなるものなんです。

以前、同じビジネスホテルで働いていた同僚から聞いた話です。
そのビジネスホテルは、外国の方もかなり泊まるホテルでした。客室のドアを開けると部屋中に大便の臭いが充満していたので恐る恐るトイレのドアを開けると、便器の中ではなく便器の横に大便がドカッとあったそうです。
でも、その同僚はどんな事にも動じない方だったので、難なく処理をしたそうです。後でフロントの方から聞いたところ、その客室の宿泊者は外国(アジア系)の方だったそうですが・・・こんな事もあるんですね。

私は今までこんな経験はありませんでしたが、もし、あったら躊躇してしまいそうです。この同僚はさすがだと思いました。こういう事もあると心しておいたほうが良いという事ですね。

私が経験した中で一番びっくりしたのは、客室のポットを洗おうとしてポットの蓋を開けた瞬間、クサイ臭いが部屋中に充満しました。ポットの中をよく見たら、ゆで卵が5〜6個お湯の中に浮かんでいてかなり時間が経ってしまったようでした。チェックアウトした部屋でしたし、かなりの臭いだったのでゆで卵は捨てましたが、ポットの中の臭いが消えず、そのポットはもう使い物になりませんでした。
ポットでゆで卵を作る人はいると思いますが、そのまま放っておくと、かなりひどい状態になります。

宿泊客の中には、客室清掃をする者にとって色々困ったことをする人がいます。
びっくりするような事があっても、平常心で処理できればいいと思いますが、なかなかそうもいかない場合が多いようです。

平常心で・・・というのはちょっと無理な場合もありますが、「色々突発的な事が起こる可能性があるものだ」くらいに考えておくと良いでしょう。
そして、いざその時が来たら、何事も経験と割り切って頑張って処理をしましょう。